フリーランスで働くママは確定申告が必要?確定申告のやり方をご紹介!

確定申告・法律

インターネットの普及やコロナ禍の影響で、在宅ワークやリモートワークの仕事が増え、フリーランスや副業として働く方も多くなりました。
フリーランスや副業で行う仕事のほとんどは業務委託契約を結んで仕事を受けることになります。
そこで疑問になるのが業務委託契約で確定申告が必要か、という点です。今回は業務委託で働く方が確定申告を行う必要がある場合・そうでない場合、確定申告のやり方などについてまとめました。

確定申告の基本知識

まずは確定申告とは何なのか必要な人はどんな人なのかという基本的なことをまとめました。

確定申告とは何か

確定申告とは、1月1日から12月31日の1年間に得た所得の金額と、その所得に対する所得税の金額を計算して税務署に提出する書類のことを指します。
確定申告を提出すると、所得税を納めたり、源泉徴収された所得税のうち払いすぎた分の還付を受けたりする清算手続きができます。

どんな人が確定申告が必要?

下記のチャートを確認しながら確定申告が必要かチェックしてみてください。

1.2か所以上から「給与」をもらっていて、その合計金額が103万円以上の人
2.給与以外に20万円以上の「副業による所得」がある人
3.業務委託などで「給与以外の所得」が38万円以上ある人

また、副業には以下のようなものが当てはまります。
・ネットオークションやネットショップ、フリーマーケットへの出品・出店
・アフェリエイト収入
・株式投資
・不動産所得 など

確定申告のやり方

令和3年分(2022年提出版)の確定申告はスマホ申告の対象範囲が増えたり、給与の源泉徴収票をスマホで撮影・自動入力してくれるようになったり、国税庁ホー無ページ「確定申告倒錯性コーナー」がさらに便利になります。令和3年分については令和4年1月上旬~公開されるようなので要チェックです。

確定申告の入手方法と提出方法

確定申告書の入手方法は以下の3通りあります。

1.国税庁のWebサイトからファイル(確定申告書Aもしくは確定申告書B)をダウンロードし、カラープリンターで出力する
2.税務署・市区町村役場の税務課や確定申告相談会場などで受け取る
3.税務署から郵送で取り寄せる

ちなみに、A様式は給与所得者(会社員やパートアルバイト)や年金受給者向けで、B様式はだれでも利用できるものになります。どちらかわからない場合は確定申告書B様式を使うことをおすすめします。
確定申告の記入の仕方については国税庁の確定申告作成コーナーをご確認ください。

確定申告書の提出方法

確定申告書ができたら次のように提出します。

1.税務署の窓口に提出
2.税務署へ郵送で提出
3.e‐Tax(国税電子申告・納付システム)で提出

2019年1月から「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」でe-Taxが利用できるようになりました。

そのほか必要な書類は?

確定申告書A様式・B様式のほかに必要な書類は、白色で確定申告する場合は「収支内訳書」が、青色で確定申告を行い場合は「青色申告決算書」が必要です。また、医療費控除を受ける場合は医療費控除の明細書と治療費や薬代の領収書が、給与所得を受け取っている場合は源泉徴収票(原本)が必要になります。
フリーランスや個人事業主が確定申告を行う場合は、1年間の収入を確認できる書類や、経費として申告するために必要な書類が必要になります。

確定申告をしないとどうなるの?

確定申告の対象なのに確定申告をしなかった場合、所得税の規定に違反して脱税したことになってしまいます!また、期限を過ぎて申告した場合は「期限後申告」として取り扱われ、「無申告加算税」や「延滞税」加算される場合もあるので必ず期限内に確定申告しましょう!

業務委託の確定申告は早めにやってしまうおう!

いかがでしたでしょうか。
確定申告は毎年面倒…と思われるかもしれませんが、早め早めに準備しておけばそれほど大変な作業ではありません。期限ぎりぎりに慌てないようこまめにできることから準備をして確定申告の提出に備えましょう!

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