テレマーケティングの業務内容の一つであるテレアポ、いわゆる電話営業でのアポ取りで成功するにはマインドセットが重要です。
今回はそのマインドセットについてお話します。
営業テクニックはマインドセットが9割?!
マインドセットとは、経験や教育、生まれた事態背景や先天的な性質などから作られる物事の見方や考え方を指す言葉です。仕事においてどうしてマインドセットが重要視されているかというと、2つの理由があります。
1つ目は「成長スピードが速くなる」から。2つ目は「仕事で成果を出しやすくする」ためと言われています。
テレアポ成功のコツは結果よりも行動にフォーカスする
テレアポがつらくなる原因のひとつに結果(アポ数・成約数)を求めるがあまり、うまくいかなかったときに落ち込んでしまうことがあります。確かに結果は大事ですが、結果よりも作戦(行動)に焦点を当ててやり続けたほうが結果がついてきます。もちろん、やりっぱなしでは意味がありません。自分の音源を聞いたり分析したりして改善を行い、昨日より今日、今日より明日とテレアポのPDCAを回していきましょう。
また、それでもうまくいかないときは上司や先輩などの手助けを得ながら改善を続けていきます。そうすることで自然と結果につながり、モチベーションも上がっていきます。
「断られて当たりまえ」というマインドセット
「千三つ」という言葉をご存じでしょうか。マーケティング業界において「1000件のうち3件成約」という意味で使われます。つまり反応率は0.3%なので「断られて当たりまえ」なんです。ここでもやはり結果(アポ取得・成約)にフォーカスを当てるのではなく、いかにテレアポを楽しめるか、が大事になってきます。
たとえば、先述したPDCAから「今日はこれにチャレンジしてみよう!今日は〇件架電しよう!」と楽しみながら進めていくと良いです。
誰にでもできる?!超簡単で意外なテクニック!
ここまで読んできて、「テレアポは一朝一夕じゃうまくならない…。やっぱりアポ取りは難しいんだ…」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
分析したり楽しんだり、なんて簡単に出来たら悩まないよ!と思った方に朗報です。これからお教えする超簡単なテクニック・コツさえ知れば、明日からのアポ取得率・成約率が飛躍的にUPしていきますよ。
架電を習慣化する
ビックリされるかもしれませんが、実は架電を習慣化してしまうのも大事なマインドセットです。習慣化してしまえば、つらいと思う気持ちも少し和らぎます。習慣化するために次の2点を意識しましょう。
まず1点目はテレアポする時間を決めてしまうことです。セールスバンクであれば平日9:00~12:00の午前中3時間のシフトからOK!そしてこの時間はテレアポ以外はしない、と決めてしまうことがポイントです。2点目はテレアポの時間中はずっと架電をし続けることです。1件1件間をあけてしまうと、その間に相手から言われた嫌なことを思い出して電話するのが怖くなる、なんてことも…。電話を切ったらすぐ次の番号に発信する、くらい考える時間をなくして次の相手との電話をスタートさせましょう。ある意味、無心になって次から次に架電を続けることがコツです。
テレアポでの声の「音程」を意識する
一般的に日常会話では「ファ」の音程が使われています。日常会話なら「ファ」の音程で問題ありませんが、営業などでは相手に明るく良い印象を抱いてもらいやすいよう「ソ」の音を意識すると良いです。逆に「ソ」より低い音だと、相手に暗い印象が伝わってしまいます。
また、電話だと一音低く聞こえるため、「ソ」よりもさらに一音高い「ラ」の音程を意識しましょう。「ラ」の音程で話していても、電話を通せば相手には「ソ」の音で聞こえるため、明るく良い印象を抱いてもらいやすくなります。
声の「音程」を意識したうえでさらにワンポイント!
さて、先ほどテレアポでは「ラ」の音程を意識する、と言いましたが、実は最初から「ラ」の音程で話し続けるわけではないんです!受付突破やアポ対象者につながった時の導入部分では、相手に電話を切らせず、こちらの要件を伝えたうえで主導権を握っていくことが重要です。そのため、高い音(「ラ」の音程)で話してしまうと、相手に軽んじられる可能性があります。
なので、導入部分は少し低い音程の「ソ」音で入り、そのあと「ラ」音で信頼関係を構築していく、という流れになります。
相手に合わせた話し方を徹底する
心理学に「類似性の法則」というものがあります。人は人文に似た相手に対して警戒心を緩め、心をオープンにして好感・親近感・興味を持つ、というものです。無意識レベルで信頼関係を築きやすくなります。そして、人は信頼した相手の話に耳を傾ける傾向があるため、あなたの提案を相手がすんなりと受け入れやすい状況が作られます。そのために必要なのが相手に合わせた話し方を徹底することです。
話すスピードや話のリズム、声の大きさ、抑揚、語尾、間の長さや取り方、雰囲気や相手が笑ったら一緒に笑う、など。徹底して真似ることで信頼関係を構築しアポ率UPにつながります。
テレマ・テレアポを習慣化してマインドセットを整えよう!
いかがでしょうか。
アポになかなかつながらなくて苦しいと感じている方に、この記事が参考になればうれしいです。まずは今すぐできるマインドセットやコツを取り入れてテレアポを楽しく続けてみてくださいね!
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